保護者のフィジカルリテラシーが子どもの運動機会を左右する

REPORT & INTERVIEW2023.03.22

スポーツ庁×順天堂大学リレーコラム『幼児期からの運動習慣づくり』第5回

順天堂大学は今年度、スポーツ庁と連携し、幼児期からの運動習慣づくりプロジェクトの一環として、全国の3歳~小学2年生の子どもの保護者約5,000人を対象に、大規模な調査を行いました。この調査は、居住地域、家族構成、子どもや保護者の運動習慣などを聞き取り、保護者から見た幼児の生活環境・習慣、体力・運動能力の実態を明らかにしようとするものです。今回のコラムでは、運動疫学の観点から、調査結果を分析して見えてきたことをお話ししてみたいと思います。

回答を分析した結果、分かってきたのは、フィジカルリテラシーが高い保護者ほど、子どもが体を活発に動かす遊びを「よくする」「非常に良くする」と答えている割合が高く、保護者のフィジカルリテラシーと子どもの活発な遊びの頻度には相関関係があるということです。

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