将来の健康のために、乳児期からできることとは?

REPORT & INTERVIEW2022.12.27

スポーツ庁×順天堂大学リレーコラム『幼児期からの運動習慣づくり』第2回

「スポーツ庁×順天堂大学リレーコラム」第2回となる今回は、幼児期を迎える前の乳児期や妊娠中にスポットを当て、幼児期に運動あそびができる健康な体をつくるために乳児期から気をつけておきたいことについて、小児科医の東海林宏道先生(医学部小児科学講座先任准教授)にお話しいただきました。


肥満や生活習慣病は、早めにリスクを知って対策を取り、予防することが肝心です。そこで、乳幼児期に将来のリスクを予見するデータとして注目したいのが、乳幼児期のBMIの推移になります。 

BMIは、体重(kg)÷身長(m)の2乗で表される体格指数です。健康診断の結果やご家庭の体組成計で、みなさんにもすっかりおなじみの数字かと思いますが、実は出生から6歳ごろまでの子どものBMIをグラフにすると、身長や体重とは異なる特徴的な動きをすることが分かっています。

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